本革iPhoneケースの選び方|タンニン鞣しや手縫いの良さ

日本で一番売れているiPhoneですが、

それに伴い、数えきれないほどのケースの種類もあります。

今回は、そんな中で本革・手縫いのiPhoneケースに焦点をしぼって紹介します。

革のケースの基礎知識

まず、最初に革のケースを選ぶ際にしっておいてほしい基礎知識のご紹介です。

革は鞣しといわれる工程で使われる材料によって2種類に分類されます。

タンニン鞣しとクロム鞣しです。

タンニン鞣し

タンニン鞣しは鞣し材として、植物の中に含まれる水溶性の化合物を使用します。

タンニン鞣しの革は、鞣しに時間がかかります。

そして、鞣し材も自然界のものになりますので、好きなだけ確保することは難しいです。

そのため、クロム鞣しの革と比べると高価になります。

クロム鞣し

クロム鞣しは鞣し材として、クロムを使用します。

クロムは人工的に作り出した化合物になります。

鞣しの時間が短く済み、

軽くて丈夫な革になります。

一見するといいところだらけのようですが、

革の経年変化が楽しめるのはタンニン鞣しの革です。

また、コバ面(切り落としの断面)がきれいに仕上がるのも、

タンニン鞣しの革です。

革の質感や経年変化を楽しみたいならタンニン鞣しの革を選ぶようにしましょう。

手縫いとミシン縫い

手縫いとミシン縫いでは糸の通り方が違います。

どう違うかというと、以下の画像を見てもればわかりやすいです。

どちらも2本の糸を使用して縫うところは一緒なのですが、

ミシン縫いの場合、上糸と下糸のどちらかが切れてしまった場合、

そこから簡単にすべての意糸が外れていしまうようになっています。

それに比べて、手縫いの場合はどこか一カ所が切れたとしても、

簡単に糸がほどけることはなく、丈夫な縫い方になっています。

iPhone革ケースの選び方

上記を踏まえた上で、iPhone用の革ケースの選び方をまとめると

「タンニン鞣しの革で、手縫いのもの」がおすすめとなります。

iPhoneケースとなると、毎日見て触れるものになりますので、

いいものを選んで、長く使っていきたいものです。

上記を参考にして選んでみてください。

 


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